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ダブルベッドは沈む

飛鳥さんに突き飛ばされて、俺は顔からやらかい羽毛布団の上に着地した。
飛鳥さんは上機嫌で、その上にのし上がってくる。
「あー!もう!めちゃくちゃですってば!」
「知らないわよ。マコちゃんが相手してくれないんだもん。」
イタズラっぽい声をあげて、飛鳥さんが俺ののどの下に手を掛けた。そのままえびぞりに上体を起こされる。痛い。そしてとても苦しい。
「ぐうーあっ!本当にもう、何やろうとしてるんですか?」
「罰ゲームよ。あんな女の子をこの家に招きいれるなんて、どういうつもりかはっきりさせてもらうわ。」
「っていうか、俺の彼女ですって!」
「そんなの、わたしが許すモンですか!」
ミハルにしろ、飛鳥さんにしろ、俺の周りには高圧的に迫ってくる女しかいないのか?

飛鳥さんのくすぐりの刑にもかれこれ10分ほど耐えさせられ、二人してぐったりとなって親父とお袋のベッドでへたり込んだ。
「この布団、めちゃくちゃですけど?羽もちょっと出てきてるみたいですし。」
「そんなの、片付けちゃえば分かんないわよ。」
肩で息をしながら、羽毛を一枚つまんでみた。それを飛鳥さんの鼻先に持っていってくすぐってやる。
「んもう、やめてよ。」
飛鳥さんは笑って俺の頬をつねる。これがまた酷く痛かった。
俺がおとなしくなったと見るや、飛鳥さんは急にしおらしくなって、甘えるように俺の腕に頭を乗せた。
「仰向けになって。ちゃんと腕枕するのよ。」
「へいへい。」
「なに、その返事は?」
飛鳥さんの指が、今度は俺のおしりをつねった。
「いってえ!!」
「男がガタガタ言わないの。早く横になって頂戴!」
おとなしく彼女に腕を貸すと、俺はふかふかの枕に頭をのっけた。何が悲しくて親父とお袋のベッドの上で叔母さんと仲睦まじくすごさなければならないのだろう。今は二人とも汗をかいて息まで上がってる。ここまで仲のいい叔母と甥の関係ってどうなんだ?
俺が暗澹たる思いで目を閉じたことに対して何を思ったのか、飛鳥さんは横を向いて俺の胸にしがみつくようにして顔をくっつけた。
「脇の下。すっごい男臭い。」
「いやならやめてください。」
「いやよ。本当にいや。反吐が出そう。」
そういってる割には、飛鳥さんの鼻はどんどんもぐる様に進んできて、くんくんとうごめかせている。さすがに俺も脇の匂いを嗅がれるのには抵抗があるが、これ以上彼女にも抵抗できない。
彼女の手がスウェット地のパンツのゴムを引っ張った。何食わぬ顔で俺のものを握ってくる。
「っちょっと!何してるんですか!」
「だから、いやなんだってば。いやなんだけど、指が勝手に動いちゃうの。」
この人にはもう何を言っても無駄だろう。
5本の触手が俺の性器の周りを這い回っている。下着越しとはいえ、心地悪さは半端でない。そのはずなのに、期待もあってか俺のモノはぎちぎちと硬くなっていく。
「甥っ子の脇の下の匂いを嗅ぎながら、下のモノに指を絡めちゃうおばさんなんて、ホント変態よね。」
妖艶な笑みを浮かべて、飛鳥さんは俺の唇を奪った。
ぴちゃ、ちゅく、ちゅるる、ピチャ・・・
彼女の舌の動きに合わせて俺も多少ならずと答えると、彼女は勢いを増して俺のモノを触ってきた。亀頭の先をチョコチョコとさすり、そうかと思えば下着越しに陰茎をしごきたてる。俺のモノは、もう完全に覚醒してしまったようだった。
飛鳥さんにTシャツもはだけられ、乳首まで吸われてしまう。なぜかそれはもう俺にとっての快感の記号でしかなかった。ふ、ふ、ふ、と、短く息をして、彼女の突発的な動きにもあえぎ声を上げてしまわないように我慢する。彼女は、俺の声を聞いてしまったら余計に興奮してしまうはずだ。
「もういやだ。俺、ミハルがすきなんです。本当に。だから、飛鳥さん、やめてもらえないですか?」
俺の懇願に、飛鳥さんは顔を上げた。これまで誰の顔でも見たこともないような、悲しげな表情が浮かんでいる。
「わたしが生涯唯一愛したのは、悟さんだけなの。」
飛鳥さんは、囁くようにおれに言った。
「でも、ちょっとした気の緩みでみやびも生まれてしまった。あなたも迷わせてしまってる。本当に申し訳ないと思ってるわ。…でも」
彼女の舌が、ちろちろと俺の腹部を這い回る。少しずつ体をずらせて、彼女はすでに俺のまたの間に陣取っていた。スウェットパンツも膝まで下ろされ、黒のボクサーパンツも俺のモノを抑えきれていなかった。亀頭部分がちらちらと見え隠れしていたのを、飛鳥さんが引き下ろして全開にする。
「すごい、おなかの毛が、ちょっと色っぽい。おちんちんの毛が、ずーっとつながってるみたいじゃない。」
俺はさすがに恥ずかしくなって答えなかった。
「見て、もうあなたのおちんちんがこんなになってるのよ。皮も剥けきっちゃってる。すっごく可愛いわ。わたしに食べさせてくれないかしら。」
もう一度、懇願するように飛鳥さんが囁いた。
続々とした感覚が俺の背筋を駆け抜け、何でもいいから目の前の女性を蹂躙したくなってたまらなくなる。
飛鳥さんは、俺のモノに食いつくと勢いよく吸いたてた。唇を力強くすぼめ、舌も硬くして俺の亀頭をこれでもかというほど強く舐りまわす。
唇でしごかれると、俺のモノはたちまちのうちに白旗を揚げた。何度もビクビクと痙攣して、彼女の口腔を行ったりきたりする。
飛鳥さんが、口を話してうめいた。
「ああ…。お父さんと、悟さんとしてるみたい。初めて犯すのよ、悟さんを。覚悟して。」
彼女は泣き笑いのような表情をしていた。今は笑っているが、もうすぐ泣き出してしまいそうでもある。
長い舌を俺の裏筋にあてがい、下から上へ往復させる。俺のモノは歓喜で痙攣を起こし、彼女の中へ性を注ぎ込むときを今か今かと待ちわびている。
飛鳥さんの、ウエーブがかかったふんわりとした髪が、俺の太腿をくすぐった。たまらずに手を伸ばして、彼女の頭を抱きしめる。めちゃくちゃに彼女の髪をかき回す。そういう風にされるのが嬉しいのか、彼女はまた俺のモノを口に含んでピストンを再開した。
飛鳥さんは、仕事に向かうときは特に髪を結ぶこともなくストレートにしているのだが、家にいるときは大体髪のあちこちをヘアゴムで縛っていた。大抵前髪や後ろの髪を束ねて、名前も付いていなさそうなヘアスタイルにしている。中でも俺は飛鳥さんのポニーテール姿が好きで、彼女の娘のみやびちゃんもそのようだった。そのヘアゴムを、俺のモノへともっていく。まさかと思ったときはもう遅かった。
「こういうの、一度試してみたかったの。こうすると本当に射精しないのかしたら。」
ヘアゴムをきつくペニスの根元で縛ると、俺のモノがみるみるうちに赤黒く変色していった。
「前戯はもういらないわ。わたしの中に頂戴。ただし、もう子供は生まないから、射精しちゃダメよ。」
そんな酷いことを当たり前のように言い放つと、飛鳥さんはデニムパンツとショーツを自分で脱いでしまった。見なくても分かる。彼女のあそこはもう充分に湿っているはずだ。
俺を仰向けに寝かせたまま、飛鳥さんは俺の上に跨った。俺ももうどうしていいかわからない。ミハルを傷つけるのもいやだが、目の前の飛鳥さんも傷つけてしまいたくない。
「いれるわよ。」
陶酔しきった表情で、彼女の手が俺のモノを誘導した。ぐちょ、という音がして、見事に俺のペニスは彼女の膣の中へと収まった。
「はあー・・・んん。すごい。久しぶりだから、ちょっと痛いけど、でも、凄くきもちいい。」
彼女は満足げに上下運動を始めた。上下というよりも、前後だろうか。俺の恥骨に自分のクリトリスをこすりつけるようにして、自ら快感を高めているようだ。
俺は終始無言で、早く終わってくれと心の中で唱えているしかなかった。
彼女の中はよくしまり、彼女の体はよくしなった。気持ちよさのレベルも半端ではない。子供を一人生んでいるのも信じられないほど、彼女の性器もきれいだった。
「おっぱい、直接触って。」
彼女は、来ていたポロシャツのすそをつまんで、俺の手を迎え入れた。彼女は家ではブラを付けないでいることが多かったが、案の定今日もそうだった。それほど大きくない、俺の手の平に丁度納まるようなサイズ。それでも、やわらかさは絶品といっていいだろう。フニフニといじくると、彼女からも反応が返ってくる。
「いいわ。すっごく!きもちいい。おいで、もっと!したからも、もっとしてえ!!」
俺も本気と正気とを交互に使い分けながら、彼女の指示に従って機械的に腰を振る。
だめだ。精神的におかしくなりそう。
飛鳥さんから俺に射精が許される前に、ヘアゴムは役に立たなくなっていた。
俺の射精の欲求が高まり、彼女の中へと精液が殺到するのを、たかだかヘアゴム一本が受け止めきれるわけが無かったのだ。
「ああ!!なんで!ん中っダメなのに!できちゃうってば!まことくぅん!!」
荒い息を上げながら、彼女も真っ青な顔をする。

その後は、どちらかが精根尽き果てるか、どちらもが満足するまで続けられるサドンデスバトルのようだった。
今になっても思い出したくも無い。
飛鳥さんは次の日もけろっとしていたが、彼女のその体力の源泉はどこなのだろうか?

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